医院ブログ

2014年9月25日 木曜日

酸蝕症2

さて酸蝕症のお話の続きです。
歯が溶けるpHより酸性度が強いものを食べたり飲んだりすることで歯が溶けるお話を前回しました。
そういった面で安全なものは水、牛乳、お茶です。無糖であればチビチビのんでも問題ないですね。水分補給のためにチビチビ飲むのであればこれらが良いでしょう。意外と気をつけてもらいたいのが、スポーツドリンクです。だらだらチビチビ飲みがちです。砂糖が入っているものも多いので、特にお子さんに与えるのは注意しましょう。
あと日本人特有の食習慣としてお酢を飲む方いますよね。要注意です。毎日健康のためにと飲んでいると歯が溶けているかもしれません。飲むときにお口に一度含むような飲み方はいけません。さっと飲んでください。お水ですぐにゆすいだほうがいいかも。でも歯磨きはすぐしないでください。歯がもろくなっているところに歯ブラシでこすったらいけません。そんな時は30分くらい後にしてください。
あと歯肉炎に有効なリステリンですが、必ず歯磨きの後に使ってください。リステリンを歯磨き粉みたいに使わないでください。歯が摩耗します。リステリンの酸性度はコーラと同じくらいで、とっても強いのです。
このような知識があれば酸触症は予防できます。さらに積極的に予防する方法もあります。それはまた次回に。

投稿者 谷野歯科医院

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