医院ブログ
2014年9月18日 木曜日
酸蝕症ってご存知ですか
少しずつ涼しくなって、過ごしやすくなってきました。今年は残暑はきびしくないな、と感じておりますが皆さんいかがでしょうか。
さて今回は酸蝕症のお話です。あまり耳慣れない言葉かも知れません。虫歯(齲蝕・うしょく)、歯周病(歯槽膿漏)の二つはよく耳にしますよね。そこにもう一つ第3の疾患として注目すべきなのが、酸蝕症です。虫歯は虫歯菌がプラーク(歯垢)をもとに作り出す酸によって歯が溶けてできます。それに対して酸蝕症では食べ物に含まれる酸によって歯が溶けてしまいます。どちらも酸によって歯が溶けてしまうのです。
近頃では糖分の取り過ぎを防ぐためであったり、虫歯予防のために無糖飲料がよく売られ、飲まれています。でもそれらも飲み方によっては酸蝕症の原因となってしまいます。歯が溶けるpHよりも酸性度の高いものは飲んだときに歯が少し溶けます。通常は唾液の作用によって元に戻ります。しかしダラダラ、チビチビ長時間飲んでいると、唾液の作用が追いつかず元に戻らなくなります。虫歯と違って全体的に歯が薄くなったり、すり減ったようになり治療も難しくやっかなので、正しい知識を身につけてしっかり予防しましょう。この続きはまた今度にしますね。
さて今回は酸蝕症のお話です。あまり耳慣れない言葉かも知れません。虫歯(齲蝕・うしょく)、歯周病(歯槽膿漏)の二つはよく耳にしますよね。そこにもう一つ第3の疾患として注目すべきなのが、酸蝕症です。虫歯は虫歯菌がプラーク(歯垢)をもとに作り出す酸によって歯が溶けてできます。それに対して酸蝕症では食べ物に含まれる酸によって歯が溶けてしまいます。どちらも酸によって歯が溶けてしまうのです。
近頃では糖分の取り過ぎを防ぐためであったり、虫歯予防のために無糖飲料がよく売られ、飲まれています。でもそれらも飲み方によっては酸蝕症の原因となってしまいます。歯が溶けるpHよりも酸性度の高いものは飲んだときに歯が少し溶けます。通常は唾液の作用によって元に戻ります。しかしダラダラ、チビチビ長時間飲んでいると、唾液の作用が追いつかず元に戻らなくなります。虫歯と違って全体的に歯が薄くなったり、すり減ったようになり治療も難しくやっかなので、正しい知識を身につけてしっかり予防しましょう。この続きはまた今度にしますね。
投稿者 谷野歯科医院